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marina
2021年入社
[director]
eimの創設メンバーの一人。
美容師歴は12年。
ayuka
2021年入社
[colorlist]
新卒で入社したサロンで1年半勤務し、eimのオープンから半年後の2021年9月に入社。
創設メンバー以外で、初めてeimに加わったスタッフ。
創設メンバーのmarinaと、初めて社員としてeimに入社したスタッフのayuka。
eimというサロンやその空気を作ってきた二人が語る、eimらしさとは…?
marina
eimは創業メンバー3人で開業して、半年後にayukaが中途で入ってきてくれて。
ayukaは別の美容院で働いてからの転職だったよね。
ayuka
そうです。
別の美容院で1年半働いてたんですけど、前の店は美容に対する価値観が合わなくなって、転職を考えました。
marina
普通にお客さんとして来てくれたのが始まりだったよね。
ayuka
入社を決める前に、カットとカラーで2回、marinaさんに担当してもらいました。
仕上がりの凄さとか、美容師としてはもちろん、それより何より人として尊敬できると思う部分がすごく多かったです。
これまで行ったどんなサロンと比べても、marinaさんは全然違くて…。
すごく強い思いで、お客様に向き合っているのが、カウンセリングとか、何気ない会話ひとつ取っても伝わってきて、「ああ、私はこういう先輩の下で働きたかったんだな」って思いました。
改めて、美容師の原点を見つめ直すきっかけになりました。
marina
最初は創業メンバー3人でやってたところに、ayukaが初めて入りたいと言ってきてくれて、私たちも「こういう子と一緒に働きたい!」って、ぴったりだと感じて、本当に嬉しかったな。
ayuka
marinaさんもTakuさんもWAKIさんも、第一線で活躍しているすごい人たちなのに、とても話しやすくて、サロンもいい雰囲気で。
いつも、とてもいい環境で働かせてもらってるなと感じています。
スタッフみんな、仲はいいんだけど、“仲良しこよし”みたいな馴れ合いの空気感じゃないのも、個人的にはとても程よい雰囲気で好きです。
marina
確かに。
お客様は「スタッフみんな仲良しこよしのフレンドリー空間」を求めてるわけではなくて、非日常の空間や、普段の生活の中では味わえない時間を楽しみに来てくださる方も多いから、その辺りはルールを決めて意識してるよね。
ayuka
お客様に対しての接し方とか電話対応、接客接遇、マナーみたいなところもお店としてルールがしっかり決まってるので、私たちも動きやすいです。
marina
「仲の良さ」と「馴れ合い」は、似てるけど違うよね。
上も下も同じように相手を尊重しつつ、敬意を持った言葉遣いをすることは意識しつつ、ルールとして皆に伝えることで、サロンの雰囲気ができていくんじゃないかなと思ってます。
ayuka
それがあるおかげで、お店のブランディングをちゃんと意識して日々のサロンワークができる感じはします。
サロン内の雰囲気も、すごく良い感じだし。
marina
とはいえ、私たち経営陣と一番年下のアシスタントの子たちは10歳以上離れてるから、その辺りはayukaがいい感じにパイプ役になってくれてて、心強いところはかなりあるよ。
ayuka
私もそういう存在になれたらいいなと思ってたので、できているなら嬉しいです。
もともと、人懐っこい性格なのと、下の子からも親しみやすく話しやすいって思ってもらえるような存在でいたいなと思ってます。
marina
ayukaがいてくれることで、サロンの雰囲気がいい感じになってるなって思う。
ayuka
若い子たち、人それぞれではあるんですが、あまり上下関係厳しくなく、無駄なストレスなく働けた方が働きやすく感じてもらえるかな?というのは感じてるので、そこを私が話を聞いたりすることで少しでも解消できたらいいなって思ってます。
でも、ON・OFFはちゃんとしつつ。
サロンワークのときはしっかり真面目に、練習や雑談の時は楽しく、というのは心がけてます。
marina
そこはやっぱりayukaにしかできないところもあると思うから。
これからも頼りにしてます!
marina
ayukaは1年前にカラーリストとしてデビューして、いよいよもうすぐスタイリストデビューだけど、ここまできてどうだった?
ayuka
カラーリストとして自分でカラーの選定をすることで、カウンセリングの技術を学ぶことができたり、スタイリストデビュー前に実績が積めるので、自分の強みが作れるなって思いました。
marina
いきなりゼロからスタイリストデビューするのとは違うよね。
今は入社1年半くらいでカラーリストデビュー、その後1年くらいでスタイリストデビューっていう道筋ができてるけど、それこと私たちもayukaが初めてのスタッフだったから、ayukaが入ったばかりの頃はそういう制度も特になくて。
ayuka
どんな経緯で今の制度ができたんですか?
marina
逆に「ayukaがどうやったらなりたいイメージに近い形でデビューできるか?」「一番スピード感のある方法・やり方は?」「ayukaが楽しく、飽きずに続けていけるのは?」って、オーナーと話し合いながら決めてきたというのはあるかな。
実はカラーリストの制度も当初は考えてなかったけど、でもどんどん力をつけてくayukaを見ながらオーナーと話し合っていくなかで、カラーリストとしてデビューしてお客様に入る体験ができた方がいいんじゃないか?っていう話になって、今の形に至ってるところも。
ayuka
私の希望もすごく聞いてくださってたのは感じてたんですが、そこまで考えてもらってたなんて…
marina
ayukaがうちのモデルケースになってくれた感じだね。
ayuka
私は、カラーに特化した美容師になりたい!っていうわけではないですが、それでもカラーリストとしてのデビューは自分にとってとても良いステップアップでした。
コンテストとか出るときにもかなり強みになるし、カラーリストというポジションがあることによって、挑戦できることの幅が広がったというのは思います。
marina
コンテストと言えば、最近ayukaもすごくがんばってて。
でも、ayukaも最初はそんなに興味なかったよね…?
ayuka
興味がなかったというわけではなく、入社したての頃は「こんなすごい場所、私が立つ場所じゃない」って恐れ多く思ってた感じです。
「先輩のステージを、アシスタントとしてお手伝いさせていただくだけで十分」みたいな感じですかね。
marinaさんはいつ頃からコンテストとか出るようになったんですか?
marina
私自身も美容師になったばかりの頃は、そんなにコンテストについて詳しくなかったし、先輩たちが出てるのをサポートさせてもらったりしながら少しずつ興味が湧いて、出始めた感じ。
ayukaは実際出るようになって、どう感じた?
ayuka
もちろんすごく大変なんですが、自分の技術の幅が広がっていくのを感じられたり、挑戦することでできることが増えたのはとても実感しています。
marina
そうなんだよね。
コンテストに興味がある子もいれば、抵抗ある子もいたり、自信がなくて勇気が出なかったり、という子もいるけど、それは人それぞれ違ってよくて。
サロンで「みんなでコンテスト出ましょう!」って強制するわけではないから本当に自由なんだけど、ただうちに入るとコンテストに本気で向き合ってる先輩の姿を目の当たりにすることになるから、「やってみたいけど勇気が出ない」ってタイプの子だと、そのうち「挑戦したい!」って気持ちに変わるのかもしれない。
ayuka
でもやっぱり、実際に挑戦してみたことですごくいい刺激をもらえたし、やり切った達成感も、サロンワークとは違う楽しさもありました。
結果がどうこうではなく、挑戦することで得られるものが大きいですね。
次の目標もできたので、チャレンジして本当に良かったなって思います。
marina
私もコンテストに挑戦し続けてきた中で、たくさんの作品に触れて、高みを目指して練習して、それを繰り返すことで、自分の技術やセンスが磨かれていく感覚を肌で感じることができる場だなって思うんだよね。
どうやったらこんなおしゃれなカラーができるんだろう?って突き詰めることって、コンテストに挑まないと向き合えないし、それを続けていくから技術が磨かれていくと思う。
結果が全てではなく、その「高みにチャレンジする自分に気づける」ことこそが、私の中ではコンテストに出る一番の価値だなって思ってる。
だから、ayukaも挑戦してくれてすごく嬉しい。
ayuka
でもやっぱり私一人ではまだ何もできないし、先輩方にたくさん教えてもらったおかげで挑戦できてます。
資金面でも環境・指導面でも、お店側から支えてもらえるからこそ、自分と向き合うことに集中してチャレンジができるんだと思います。
ayuka
eimは、営業時間中、勤務時間内にトレーニングの時間があったり、研修も出勤扱いだったりするのは、ありがたいなって思ってます。
日々のサロンワークでお客様のことをもっとよくしたいという気持ちと、コンテストで自分のベストを尽くしたい、結果を残したいという目標があるからこそ、それに向かって純粋に頑張れるし、それができる環境だと思います。
marina
営業時間中にレッスンやトレーニングができる時間を全アシスタントに取っているからこそ、それもうまく使いつつ、「もう少しやりたいな」「これもあれもやりたいな」っていうときに、朝早く来て練習するとか、営業終わりに残ってやってみるとか、そのメリハリがつけやすいんじゃないかなって思います。
トレーニングや研修を勤務時間内にしているのは、「毎日定時に帰れるように」と過度に甘やかしたいわけではなく、「タスクに押しつぶされず、時間を有効に使ってほしい」という思いの方が強い。
実際、自分の夢を叶えるためには、どこかで努力も必要だって、私は感じてる。
ayuka
それは私も思います。
営業時間内のトレーニング時間とか、出勤扱いの日に研修があったりとか、そういう支えがあるからこそ、自分の中で時間的なメリハリをつけて、目標を立てて、空いた時間をどう使うのかを余裕を持って考えられるというか。
休む日もあれば、がんばる日もあるし、それを応援してくれて支えてくれる先輩もいる。
marina
今も美容業界は両極端な印象で、その辺りかなりホワイトな大手サロンもあれば、トップ層が昔の美容業界の思想から抜けきれていなくて、まだ根性論に近い雰囲気が残ってるところも、実際のところあると思う。
ayuka
eimみたいにレベルの高いスタイリストが活躍してるサロンでも、しっかり勤務時間内に完結してて、でもそれ以外にもがんばれる余地もある現状のスタイルは、すごいなって個人的に思います。
それこそ、これから美容師で高みを目指したい学生たちが、理想とする形なのかもしれない。
marina
ayukaは、どんな子と一緒に働きたいなって思う?
ayuka
そうですね…
相手のことを尊敬できる人、あとは美容を好きでいてくれる子かな。
お友達みたいに仲良くなりたい気持ちもあるけど、根本的にはお互いに尊敬できる関係が理想だなって思います。marinaさんは?
marina
私は割とシンプルで、元気で一生懸命な子。
仕事もそう、プライベートも、目の前のことに一生懸命取り組める子と一緒に働きたいなあ。
落ち込んでもいいし、挫折してもいいんだけど、最終的に自分でちゃんとポジティブに捉えて立ち向かっていける子だったら、きっと一人の美容師としても、eimのチームの一員としても、活躍してくれると思うし、eimという場所を使って、ぜひ自分の夢を叶えてほしいなって思います。
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